「子どもの脳を伸ばす「しつけ」怒る前に何をするか」を読みました
翻訳本でかなり長めの子育て本です。
どちらかというと、まだ自分をコントロールできない4、5歳くらいの子の例が沢山載っていたような気がします。
例えば、お父さんの車ではなく、お母さんの車で幼稚園に行きたいとわめく子どもに対する接し方のような感じで。
Amazonのレビューと同じ、かなり長くて要点だけを知りたかったという思いは持ちましたが、私にとっては考えさせられる本でした。
私が言い方、態度を変えることで娘が大人になって生きやすくすることにつながってくると考えると、これはしっかりと自分を改めなければと思いました。
例えば、娘がギャーギャーしつこく言ったとき、私が自室に逃げることがあります。
それはかなり良くないこと。
娘の気持ちを考えて、そばにいることはとても重要なようです。
こんなこと誰でもわかっているとは思うのですが、その影響が娘にどれだけ良くないかを自分自身に考えさせるようになったという点で私にとって、とても良かったのです。
そして、著者自身の子育てがパーフェクトな訳では無く、度々失敗もしてしまい、それでも良いと書かれているところも、私にとってありがたい言葉でした。
カッとなった時、毎回上手な態度を取れるわけではありません。
ですが、娘が大人になってカッとなったときに、私の態度によって、娘自身でコントロール出来るようにしてあげれると考えると接し方を気を付けなければなりません。
すべてパーフェクトにやろうとすると自己嫌悪に陥ってしまいそうですが、失敗してもその後の行動を変えるなど、なんとなくうまくいきそうな気がします。
私がとても参考になったことの一つが「お説教せずに、描写する」というところです。
例えば子供がブランコに乗っていて、他の子が待っているとき。
私だったらすぐに「ブランコ変わってあげな」って言ってしまうのですが、それを「ブランコ待っている子がいるね」と状況を描写し、子供にどうすればいいのかを考えさせるというような内容でした。
とにかく、ダメな例で書かれている言葉が結構自分が言っている言葉で、反省し、少しずつでも変えていこうと思っています。