「21世紀子ども偉人伝」を読むと
2010年12月発行のプレジデントムック「21世紀子ども偉人伝ー部活・習い事で日本一に輝くまでの1000日」という本を図書館で借りました。
2006年頃の子ども11人が、3~4年後どのようになっているかという継続的な取材をもとに構成されています。
その子たちは今ではみんな大人です。
この本を読んで、習い事などの何か参考になることがあるかな?と思い手に取ったのですが、その点だけに関してはあまり参考になりませんでした。
なぜなら、やはり生まれ持った素質なのです。
中には天才と感じさせるようなことも書かれていました。
「うちの子天才!」と思う時が親には1度はあるのかな?とは思うのですが、うちは1度もなく。
まだ、得意なこと、夢中になれることを見つけてあげられていません。
11人の中には水泳の萩原公介さんが含まれています。
金メダルに一番近い小学生として取り上げられているのです。
やはり小さいころから注目度は高かったようです。
そして一番驚いたのが、最近テレビで見かける女流棋士の竹俣紅さんです。
先日テレビを見ていてこんな綺麗な棋士さんがいるんだ~なんて思っていたところ、その本に出てきてびっくり。
竹俣さんの小さい頃のエピソードは本当に天才なのかもと思われるようなものが沢山でした。
ここに紹介されていらっしゃる方の親御さんに関する共通点は、無理にその習い事をさせておらず、意外に外から見ていらっしゃるという印象を持ちました。
ですが、ちゃんと応援していて、それを子どもも感じ取っている印象でした。
やっぱり好きこそものの上手なれということに落ち着くのでしょうか。
私にはその好きが見つからなかったので、子どもが見つけられればいいなと思います。