「やってはいけない脳の習慣」を読んで
青春出版社の「やってはいけない脳の習慣」という本を読みました。
当たり前にわかっていたことが、脳科学からも検証されたといような内容かなと思います。
一番気を付けたいと感じたことが、スマホの使用について。
スマホのし過ぎで成績が悪いというと、ただ単純に勉強している時間が短くなるからと思っていましたが、そうではないようです。
「家で2時間勉強以上勉強していても、ほとんど勉強しない子を同じ成績になってしまう」
これは、スマホを4時間以上とかなり長い時間使用している場合が顕著でしたが、とにかく、勉強が無駄になるのはもったいないです。
LINEについても検証されていました。
これに関しては素人でも想像できます。
勉強の合間にLINEの着信音が鳴れば、それを無視して勉強に集中することは難しいだろうと。そういったことから集中力も途絶えます。
いじめなどの話もありますし、出来れば娘には友達とメールやLINEをすることをさけて欲しいと考えてしまいます。
私の姪は高校生で自由に使えるスマホを与えられています。
中学生までは部活の時のLINEはお母さんのスマホでLINEをやっていました。
私としては高校生でもあまりやらせくはないのですが、難しい世の中かなと思います。
スマホを全くしないという子よりも、1時間未満の子の方が成績が良くなっていました。
これはちゃんと自己管理が出来ている証拠のようです。
その他には自己肯定感の高い子は成績が良いなど。
成績が良いことで自己肯定感が高くなり、さらに成績が良くなる。
内発的動機で勉強すること。
勉強したらお金や物を与えるというのが、どうしてもひっかかります。
私自身は貰っていましたが、それだからこそ、あまりやりたくないのです。
笑顔やほめられることはお金や食べ物などの物理的報酬に匹敵するとあるので、それをうまくやれたらいいなと思います。
それをうまくやるのが難しいのですが。
この本を読んで一つすっきりしないことが、最近タブレット学習が沢山ありますが、それはどうなんだろう。
テレビを見る時間についても書かれていたが、内容が教育番組でも同じなのだろうか。