「公立中高一貫校への最短ルール」を読みました
最近公立中高一貫校にとても興味を持っているため、「公立中高一貫校への最短ルール」という本を読んでみました。
公立中高一貫校であればどこでも似たような問題が出るものと思っていたのですが、どうもそうではないらしく、まずは子どもが受ける学校の問題の特徴を知った方が良いようです。
ただ、私立受験のように決まった勉強方法などでは太刀打ちできないようで、というと私立受験の方が簡単なのかと感じるのですが、そうではなく、私立受験はたくさんの勉強時間が必要に感じます。
机に向かっての勉強時間です。
ですが、公立中高一貫校はというと小さい頃からの考え方だったり、読書だったりがとても重要に感じます。
公立中高一貫校の受検をするつもりで子育てをすればなんだか、大人になっても役にたつものが培われるような気がします。
この本では3つの力が重要とありました。
「伝える力」
「気づく力」
「読み取る力」
ではこの3つの力を伸ばすために出来ることは何かという点で参考にしたいことを書いておきます。
作文は「事実を書く」。
感想を書こうとすると「おもしろかった」で終わってしまうので書けない。
「よく見る、聞く」ということをしっかり子どもに伝えたいと思います。
観察力ですね。
「生活の中で発見や感動など心地よい経験をたっぷり味わっておくことが、自ら学び、生きていく力をつける上でいちばん大事」とあります。
一緒に違いに気づいたり、自由研究をして発見したり、とにかく親も一緒になって感動し、それを見せていくことが良いみたい。
色々なジャンルの博物館に行って資料をもらい、読む。そして「似ている部分」を読み取らせるということ。これも出来そうです。
「理科的な意識を家庭で育てるには」というところには「学校でどんなことを習っているかを知る」とありました。
これは私が出来ていないこと。
これからは学校で習っていることを把握し、それにあった遊びなど出来ればいいなと思います。
親の関わり方のように育児本のような内容も多かったです。
受検と言う枠にとらわれず、とても勉強になった本でした。