「有名私立校の真実」を読んで
「母親たちが語る有名私立校の真実」を読みました。
著者は「子育てと環境を考える会」となっています。
色々な有名小中学校に通うお母さんにインタビューしたものになっています。
とにかく驚くことが沢山ありました。
学校選びってとても大切なんだな~と感じました。
勉強が出来て、素行にも問題なく、個性的でなければどこに行っても問題は無いかもしれません。
ですが、子どもが成長していく中で色々なことを感じ、考えた時に、それを認められないような学校では子どもが可愛そうです。
小学校から中学校や、中学校から高校など切り替わる際に受験を認めないというのが結構あるのだと知りました。
もしそれが希望なら前の学年で公立に転校してからでなければ、受験は出来ないなんて。
教育の場であるのに、子どもを応援するということは無いんだな~と怖さを感じる内容も沢山ありました。
私立の小学校のイメージはしっかりとした設備で小さいころから本物に触れられる。
美術館に行ったり、課外活動も多いのでは?
そしてみんな教育熱心なので、そういった家庭の子どもだけであれば勉強も出来るのだろうと勝手に想像していました。
小学校受験だけではその子が勉強が得意になるかはわかりません。
そこで、学校の勉強についていけなくなると、私立なので学校が見てくれると思いきや、以外にそうではないところがあるようでした。
家庭教師をつけたり、塾に行ったり。
そこで余計なお金を心配する私のような人が行けるようなところでは無いということがわかりました。
私立に行って、家庭教師をつけてでも余裕のような家庭でないと、私立に行くのにはリスクがあるとわかりました。
教師にしてみても、いい先生もいれば合わない先生もいるのは当たり前。
そのため、名前や偏差値だけで学校を選ばずに、何を重要視するのかなど選択が大切になるのかなと、いい勉強になりました。
学校はすべて匿名です。
当たり前ですが、ここが残念。