こどもにいいこと

母子生活。こどもにいいことを何でもやりたい、身の丈で。

「成功したいなら「失敗力」を育てなさい」を読みました

「成功さいたいなら「失敗力」を育てなさい」という中曽根陽子さんが書かれた本です。

サブタイトルに「一歩先いく中学受験」とあります。

失敗してもそれが大切だから中学受験をした方がよいとかそんな感じの内容かな?と想像しながら読みました。

すると、内容は自立し、社会に貢献できる人に育てることが目標で、それを親が邪魔したりせず、導いていくことが重要というようなこと。

そして偏差値だけで学校選びをするのではなく、特色を見極めた上で決めるという、ますます私立の中学に惹かれる内容がありました。

学校のカリキュラムや方向性など、学校によって様々で、当たり前のことですが、知らないことが多かったです。

いくつかの学校が照会されていましたが、それぞれが魅力的で、私立の良さを感じました。

うちは特待生にでもなって費用負担の軽減が出来ない限り、私立は無理かなと思っています。

ただ、色々な特色があり、大学も同じ。

偏差値の高さにこだわった選択をするのではなく、自分の学びたいことが効率よく学べるところを選ぶ。

それを選べるくらいに勉強はしておかないとと感じました。

そして中学・高校に入ったら自分で何でもできるように、親離れ・子離れをする。

最後に開成中高の校長先生先との対談が載っていて、そこにも沢山ためになることが書かれていました。

ボストン付近の高校生は自分たちの修学旅行の費用を自分たちで稼ぐのだそうです。

オレンジを買ってもらえるようお願いし、注文を取り、それを農家に発注して届けるという、決まった内容での稼ぎ方のようですが、それってすごくいいなと感じました。

自分の年俸を2000で割ると時給が出るという計算もとてもわかりやすかったです。

時給1,000円では200万円。普通の時間数の労働では暮らしていけません。

こういったお金の感覚も身につけてもらえたらと、とても勉強になりました。