「続見える学力、見えない学力」を読んで
著者の岸本裕史さんは教員をされていた方ですでにお亡くなりになっているようです。
Wikiで岸本先生の情報を見ると100マス計算で有名な陰山先生の名前が出てきました。
そして陰山先生のHPを見ると岸本先生を生涯の師とし書かれていました。
この本は2001年に出版されていますので、今となってはかなり古いものになります。
そのため、親の世代とか今の40代とかの言葉をそのまま読むことはできません。
その辺がちょっと混乱しますが、小学校で教えている内容や進み方にかなりの違いがあるということを知りました。
国語と算数の授業時間は私の子どもの時よりも減っているようです。
文部科学省のHPで現在の時間を調べたところ、ゆとり世代よりは少し増えたようですが、それでも少ないです。
私の親の世代と比べると、低学年で覚える漢字は増えていて、そういった理由で落ちこぼれが増えているというようなことが書かれていました。
計算と漢字の重要さ、また子ども同士での遊びの大切さを強調されています。
子ども同士での遊びはとても重要とわかるのですが、それがすごく難しい。
小1で子どもだけで公園で遊んでいる子なんてほとんど見かけません。
娘の学校は希望者だけですが月1か2位で放課後スクールのようなものがあります。
シニア?の方が遊びなどを教えてくれるのです。
授業時間をもっと伸ばすのは学校の先生にとってもきついと思います。
それなら学校終了後、そのまま校庭で遊んでよいとか、計算・漢字・宿題の時間を設けてくれるとかそんなことがあればいいなと感じます。
その時にも先生方ではなく、教員免許を持たない方々でもパートで雇用して見てくれたらいいのに。
と言っても何かあった時誰の責任になるのか?とか問題は山積みなのでしょう。
今の時代、簡単なことが難しく感じます。
となると親がそういったことを出来るように段取りするしかないのかな?と感じ、私が余裕のある専業主婦だったら、本にも出てきた家庭塾みたいなものもやってみたいなとは感じましたが、やはりそこでも万が一怪我したらとか。
山登りもお友達がいたらもっと楽しいと思い、連れて行ってあげてもいいのですが、やはり何かあったらと考えると実行できません。
私は連れていってもらったこともありましたが。
勉強はやはり基礎は固めたい。
最近始めた100マス計算ですが、せめてレベルの低い私を超えられるようになるまでは続けてみようと思っています。