「名門中学の子どもたちは学校で何を学んでいるのか」を読んで
ダイヤモンド社の「中学受験 名門中学の子どもたちは学校で何を学んでいるのか」を読みました。
私は中学は公立でしたので、私立は何が魅力なんだろう?どこが違うんだろう?とわかりません。高校は私立で、中学も併設していましたのでなんとなく施設が充実していることはわかりますが、授業の内容もそんなに違うのかとかは謎です。
中高一貫って高校受験をしなくていいので、部活とかにもし夢中になった時はすごくいいかなとか位しか思っていませんでした。
この本は部外者が知りえないことが多く、すごく興味のある内容でした。
中1でどんな勉強をするとか、どんな教材を使うとかそれぞれの学校の特色がよくわかりました。
ただ、すごく残念だったことは男子校ばかりで女子校が1校しか紹介されていなかったことです。
もっと沢山の学校が取材されればいいなと感じます。
読んでいていいなと感じたことは、その子の学力に合わせて勉強させるということ。
例えば、全員同じ漢字を沢山書かせるのではなく、テストをして知らない漢字だけを書かせるとか。
出来る子にとって知っている内容に時間を割くのはもったいないと思います。
漢検・英検を受験するという学校も結構あるようでした。
私は英検なんて中学の時に考えたこともありませんでした。確か、一人英検を受けたとか聞いたことがある程度。
中1では漢検3級で中3で2級。英検は中1で4級、中3で準2級。だそうです。
漢検がどのくらいか全然わからないのですが、英検は中3で準2級なんてすごいなと感じます。
やっぱり勉強の進め方もとても速いようです。
そしてそれぞれの学校が真剣に授業を考えていて、オリジナル教材などすごく魅力的に感じました。
英語の音読と基礎英語。これは中学生になったら絶対薦めたいと思います。