「桜井さん、うちの子受かりますか?」を読んで
「下剋上受験」の著者である桜井信一さんの「桜井さん、うちの子受かりますか?」を読みました。
「下剋上受験」はドラマを見て、本も読みました。
私は著者に共感できるところ多いのです。
この方は中卒で親も勉強をさせようとはしなかったということ。
私は中卒ではありませんが、親は勉強をさせるという感じではありませんでした。
兄は勉強をそんなにしなくても頭がいいタイプ。生徒会をやったり、高校受験でも偏差値70前後の高校に行っています。
私はと言えば、小3で勉強がわからなくなった記憶だけを持ち続け、なんとなく乗り切ってきた感じ。
出来る子は言われなくても出来ると思うのです。ただ、自分で出来ない子は親が誘導してあげることで出来るようになると思うのです。
一番同じところは勉強面で後悔していることが多いこと。
それなので、子どもにはこのような思いをさせたくないという気持ちがあるのです。
そして勉強の大切さを実感している点も同じです。
今回参考になったこと
①数字が生活でどう使われているかを理解できるようにする
消費税込の値段を出すときに140円×1.05(当時の消費税)ではなく、140円をいったん10分の1にして14円にし、さらに半分にして7円にする。だから147円というような考え方。
このような簡単な計算方法がわかっていると、もし計算ミスをしたときに間違っていることに気づきやすくもなりますので。
私も苦手ですが、考え方ということで参考になりました。
②言葉の意味が分からない時
例えば「相関」という意味が分からない時、親がその子にぴったりの一文を作ってあげる。「かけっこの速さと計算の速さは相関がなかったわね」
ただ意味を調べて覚えるというのは辞書に慣らすにはいいのですが、時間がかかるということのようです。とりあえず、低学年の内は辞書で調べさせた後、こんな文を作ってみたいと思います。
私も自分の親のように放っておくほうが毎日楽しく、しかもストレスなく過ごせると思います。でも、子どもの将来を考えるとそれではいけないと感じてしまうのです。筆者のようにすごく頑張ってはいませんが、自分が諦めないようにしないとなと感じます。