「PTA、やらなきゃダメですか?」を読んで
小学館新書から出ている山本浩資さんの「PTA、やらなきゃダメですか?」を読みました。
先輩ママさんからの話などから、PTAなどの仕事についてとても気になっているため、PTA関連の本を読んでいます。
読んで一番思ったことは、この著者のような方が娘の小学校にもいたらいいなということです。
著者はの新聞記者さんである山本さんはPTAの在り方に疑問を持ち、ボランティア団体として活動するPTOを作っていきます。
PTAは6年間に1回やらなければいけないとか、入会は義務であるとかほとんどの人が暗黙の了解のような状況になっているが、本当は義務でもなんでもないということ。
しかし、必要な仕事もあるため、ボランティアという位置づけで動いていれば、やっている人も嫌々やらないで済むというわけです。
しかし立ち上がる人がいない限り、このような状況にはならないのでしょう。
小学校の係など、もっとお父さんが入ってきてくれるとかなり好転するのではないかと思いました。
私も何かはやっていこうと思っているのですが、その前提は仕事を休まないで済むこと。娘が必要としている時に一緒にいてあげれること。
私は一人親ですので、仕事は休めません。というよりもこどもの行事だけで、それ以上の休みは取れません。母子家庭の親がしょっちゅう子どものことで休むことで、母子家庭の親を採用するとこうなると思われるのも困ります。
ですので、仕事をしている男性が大勢参加していただけるだけで、すべてが主婦の感覚で動くことにはならないと思いました。
山本さんの取り組みで一番賛同できたことは、無駄を省いたことです。記念品や会でのお茶菓子など。私もこのようなことは不要と考えてしまうほうです。
こどもにお菓子が必要であれば親が与えれば済みます。好きでないもの、体に悪いものを与えられてもうれしくありません。記念品もしかりです。そのお金を捻出するためにこどもとの時間をなくして、活動するなんてことはなくして欲しいです。
実際の活動を知りませんので、少しずつ見方もかわるかもしれないですが、こども達みんなが楽しいと感じ、安全に小学校生活をおくれればいいなと思います。