お下がりの雛人形
今日はひな祭りです。
ひな祭りといっても通常の生活。娘は保育園。私は仕事です。
先月お雛様を飾りました。娘のお雛様は私のお下がりです。
本当はこどもが生まれた初節句に買ってあげるようですね。厄を受けてもらうために親のお下がりではなく、一人に一組の雛人形となっているようです。
私自身は生まれた時に買ってもらっていません。小学校低学年の時にお人形屋さんに家族で行き、父に買ってもらった記憶があります。
その時にまだ覚えているのが、値段。当時7段飾りとかすごいなっと思っていたのですが、お内裏様とお雛様だけのものでも7段飾りより高価なものが沢山あったのです。
(追記2017/3/5:お内裏様・お雛様はそれぞれ二人で一組を表す言葉で、雄雛と雌雛と書くべきだったようです。)
要は大きさではないということ。私が気にいったのは段が木で出来たもので棚におけるようなコンパクトなもの。それはものずごく高かったのを覚えています。
結局買ってもらったのは値段は安い7段飾りより高く、私が欲しかった木のものよりも安いお内裏様とお雛様の1段のもの。父がお人形の顔がいいと言って決めました。
こんな感じで行事とかに疎い家族です。
そのため、娘が生まれた時雛人形を買うっていう発想がなく、私のがあって良かったという気持ちでした。
色々調べてみると、大事なことは物(お雛様)を大切にすることのようです。
ひな祭りの後にお雛様をすぐにしまわないとお嫁に行くのが遅れるとかいろいろジンクスのようなものがありますが、それも物を大切にしているかということにつながるようですね。
でも実際私の母はお雛様を出しても出しっぱなしでした。そして私も結婚したのは遅かったです。ですので、娘のためにはお雛様をすぐしまっています。
お雛様をしまう時期より物を大切にするということが重要と改めて知れて、少し安堵の気持ちと娘の厄を受けてもらえるようにとの気持ちもこめて大切にしていきたいと思います。