しつけの大切さ
テレビ東京の「世界ナゼそこに?日本人」でコロンビアに住む横井ケンジさんという方が出演されていました。
横井さんはコロンビアの貧困地区から小学生のころ横浜に引っ越してきたそうです。そこで言葉もわからず苦労したようですが、小学校の先生に助けられ、学校生活をおくったとのことでした。
そんな境遇で育ったことで、コロンビアと日本のそれぞれの良さがわかったみたいです。
日本の良さとしてはしつけを挙げていらっしゃいました。
しつけの大切さ。最近は何かあると個性という言葉で片づけられることがあると思います。私もみんなが一緒でなくてよいと思っていて、個性って言葉も普通に受け入れていましたが、なんだか横井さんから「しつけの大切さ」ということを聞くと、ものすごく納得というか、説得力があるなと感じました。
学校で起立、礼から始まること。あらゆることに規則があります。
少しカナダに滞在したときに、ブラジルなどの南米の留学生を見ていると確かにそういったことは感じられないような気がします。
良い意味で自由というか。先生のことも下の名前で読んだりもしますね(これは語学スクールの話です)。
この大切さを両方の国を身をもって体験した横井さんだからこそ、気づけた良さなのですね。日本の良さだけでなく、コロンビアの良さもあげていらしゃいます。
おおらかな気質とか。だから日本の多くの問題を抱える若者をコロンビアに滞在させたりというような活動もしているようです。
小さい頃から規則正しくしないと、大人になってからではどうにもならない。自分勝手な行動に出てしまいます。このようなことが犯罪にも繋がったり。
貧困の地区に物をあげてもなんの解決にもならない。そこで、自活する方法、教育を施すことで、希望がもてたり。しつけの大切さに気づかせてくれたことだけでなく、横井さんの生き方がとても素敵に感じました。